とあるエンジニアの2020年のまとめです。自己満なので、読む意味はないです。
これまで、その年の振り返りは「けっこうみんなやっている」という認識があったものの、「でも自分はやらない」と言った習慣の1つ。
それに明確な理由があれば別に良いのですが、自分の場合は「特に理由はない」と言った感じで、どうせ「正月だらけているくらいないら」とのことで、今年から書いてみることに。
実際に他の人の「今年の振り返り」を読んでみると、単純に「面白い」というのもあり、それをみて「自分の行動を変えよう」などとは余り思わないものの(自分の場合は他のエンジニアとかなり分野が異なるため)、いろいろとキャリアを考える上でも参考になったりします。
ということで、あまり有益ではない、非常に「誰得」な振り返りを書いてみます。
個人情報を余り出したくはないのすが、2020年は29歳でした。
つまり、2020年は「20代最後の年」だったということですね。
仕事
これまでのブログで書いてきたとおり、自分は「エンジニア教育」に関する仕事をしており(正社員)、主に以下のような案件を担当しています。
- 新入社員エンジニア研修の講師
- エンジニア社員のスキルアップ研修の講師(新入社員ではない)
- エンジニア以外の社員の、エンジニアへのキャリアチェンジ研修の講師
ということで、「エンジニア研修の講師」というのが主な仕事内容ということになります。
2020年は、この仕事を始めて2年目ということで、かなり大きな案件を担当させていただいたというのが大きな変化でした。
2019年は「研修担当講師の1メンバー」でした。
一方で、2020年は「研修をメインで担当する講師」ということで、いわば「担任の先生」。
研修生と1on1をして状況を把握したり、何かあれば相談にのったり、技術を教えること以外もやる必要が出てきたということですね。
そして、2020年はこれまでの自分のスキルをかなり「フルに活かせた」1年とも。
2020年に扱った講義のテーマはざっと上げるとこんな感じに。
- C言語(文法、アルゴリズム、データ構造)
- 組み込み開発(Arduino)
- JavaScript、HTML、CSS
- バックエンドサーバ開発【Go、PHP(Laravel)】
- フロントエンド開発【Vue.js】
- CI/CD【CircleCI】
- SQL
- AWSを使ったクラウド開発(こちらは主にサポートメインだったが)
- フロントエンド、サーバサイドを使ったシステム開発(ポートフォリオとなるシステム開発)
- その他(Linux、ネットワーク、セキュリティ、Git)
これらについて、教材を作成したり、コードレビュー、講義を行ったりしたということですね。
なお、1つの案件はおおよそ2ヶ月〜4ヶ月間であり、だいたい1,2名のエンジニアで回しています。(自分以外は全員フリーランスの方。)
自分が「開発する」タイプのエンジニアから「教育する」タイプのエンジニアに転職したのには様々な理由があり(やむを得ない事情も)ますが、2020年はとても充実した仕事ができた1年だったともいえます。
担当した受講生は2020年は15名ほど。(数よりも内容、対話を重視しているが。)
比較的高評価でクロージングした案件が多く、こちらも自分のモチベーションアップにつながったといえます。
また、「人とじっくり話す力」がついたと感じ、これは「開発」ではなかなか伸ばすのが難しく、このような仕事をしていて「良かった」なと感じています。
具体的には、「相手の立場」や「考えていること」を、会話を通じてある程度くみ取ってあげられるということですね。
これは1on1で「悩み」や「不安」を聞き取り、必要に応じてカリキュラムを調整したり、適切なアドバイスをするのに必要になります。
しかし自分にもまだまだ「課題」があるとも感じており、2021年はこれらを解決したいと考えています。
- 上位層を伸ばすための技術提案
- 戦略的なメンタリング:カリキュラムの内容、課題の難易度をより成長できるように組み替える
- カウンセリング力の向上
いずれも抽象的な内容にはなりますが、これらを通じて以下を実現したいと言うことになります。
- 研修期間中にもっと成長できるよう環境を提供する
- 独力で成長するためのスキル身につけられる環境を提供する(メタ学習)
技術以外の知識もつけつつ、解決していく必要がありますね。
個人サービス開発
続いては個人サービス開発です。
自分は現在、プログラミング学習用のサービスを個人で開発しています。(2019年から作っている)
2020年にリリースしたいと考えていたものの、達成できず。
これには自分の技術的な問題もあるのですが(新しい技術を使いたいと考えていて、その学習も行っているため。)、怠慢があったのも事実ですね。
しかし、2021年こそはこれをリリースしたいと考えています。
今回のサービス開発では、技術的な部分だけでなく、利用規約やプライバシーポリシーなどサービスを取り巻くほぼ全てを経験してみたいというのもあり、欲張ったあげく必要以上に時間がかかっているという感じでもありますね。
学習
2020年は仕事で担当する講義や、個人サービス開発に関する学習がメインでした。
それを通じてブログの記事をいくつか作成できたというのもあります。
2021年でも学習は継続していきますが、1つだけ具体的な目標を立ててみようと思います。
- 資格試験をなんか1つとる(TOEICの点数UPでもOK)
「資格試験は意味が無い」とよく言われていますが、自分的には「そうでもないよ」というのが正直なところ。
実際自分はネスペやセキュスペなどの高度試験にも合格しており、「意味がなかった」と感じてはいないからです。
- 資格試験の合格をマイルストーンとし、学習の動機付けができる
- 座学の内容を試験問題を通じておさらいできる
- 新しい技術を理解できるだけの「地力」がつく
- 合格することで、やる気、本気度の証明につながる場合がある
自分は「資格試験は意味が無い」について、「合格証」そのものには意味が無かったとしても「その過程」に大きな意味があると考えています。
しかし、最近は手を動かすことを重視していてチャレンジしていなかったため、「何か一つ」という具体的な目標を立ててみました。
その他
ブログ
2021年も
- 他にないような情報
- 分かりにくい内容の解説記事を
などを投稿できればと考えています。
このブログから一応月数百円の収入(Amazonアソシエイト)を得ていますが、これを増やすことには現状あまり興味がありません。
それよりも、
- ネット上に有益なコンテンツを1つでも増やす
- しかるべきタイミングで自分を理解してもらえる材料にする
を重視していきたいなと考えています。
つまり、方針は変えないということですね。
筋トレ
コロナの影響で全てリモートワークになり、体を動かす機会が激減。
そんな中、近所のスポーツジムがたまたま入会キャンペーンをやっており、2ヶ月無料とのことで試しに友人と共に入会。
そして、自分は「意外にも」ハマってしまい、6ヶ月間、週4のトレーニングを継続しています。
※自分はこれまで超がつくほど運動音痴であり、スポーツもせず、かなりの痩せ体質で、スポーツジムとはほど遠い人間だった。
パーソナルトレーナーにも数回お願いして指導していただいたり、これまで思いもしていなかった変化が多々ありました。
自分が継続しているのは単純に「楽しいから」ですが、主に以下のような楽しさを見いだしています。
- 継続していくと、扱える重量が増えていく
- 刻々と体重が増え、見た目が変わっていく
- フォームなどを意識しないと効かない、逆にフォームによって効く部位が変わるなど、頭を使う
そして、もっとパフォーマンスを上げたり、体重を増やしたいと思うようになり、食生活や就寝などにも気を遣うようになった結果、生活習慣が向上しています。
2021年はこの習慣を継続していきたいと考えています。