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【HomePod】このデバイスではコントロールは使用できません。の対処法

HomePod miniが発売されて自分も早速購入。

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HomePod mini

セットアップは簡単に終わったものの、「ホーム」アプリでHomePod miniを操作しようとすると、このデバイスではコントロールは使用できません。と表示されてしまいました。

1時間の格闘のすえ、ようやく原因を特定したため、対処法を記して置きたいと思います。

TL;DR(要点)

WiFiルータのデバイス間通信遮断機能(プライバシーセパレータなど)をOFFにして、iPhoneとHomePodを同一のSSIDに接続する。
※iPhoneとHomePodがWiFi経由で通信できるようにする。

ホームアプリ「このデバイスではコントロールは使用できません。」

HomePodの初期設定はとても簡単。
HomePodを電源に接続し、単にiPhoneを近づけるだけです。

たったこれだけでiPhoneとのペアリングも完了。(実際はApple IDとのペアリングになる。)
そして、iPhoneからHomePodにWiFiの接続情報なども共有され、すぐに使い始められます。

自分もこのようにHomePodの説明書どおりに設定したものの、ホームアプリでHomePodを操作できない現象に遭遇。。。

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「このデバイスではコントロールは使用できません。」のメッセージが。

なかなか解決できずにいろいろと試して、ようやく原因を特定。。。

原因はルータに

iPhoneとHomePodはWiFi経由で通信を行っているもよう。
そして、ルータには、WiFiに接続したデバイス間の通信を禁止する機能があります。

これは通常、そのルータに不特定多数のユーザが接続する場合にはセキュリティの向上が期待できる便利な機能。
しかし、今回はその機能がiPhoneとHomePodの通信を遮断していたようで、その結果ホームアプリからHomePodを操作できない原因となっていました。

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WiFiルータが HomePodとiPhoneの通信を遮断

自分はバッファローのWiFiルータを利用しており、この機能は「プライバシーセパレーター」と呼ばれています。
自分の設定ではこれがONになっており、OFFにしたところホームアプリからHomePodを操作できるように。

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プライバシーセパレーターをOFFに。
※管理画面にアクセスするには、デフォルトゲートウェイのIPアドレスにブラウザでHTTPでアクセス(http://192.168.11.1など)します。(自分のバッファロー製の機種の場合)

なお、この機能は他のメーカーでは以下のように呼ばれているようです。

メーカー 主なシリーズ デバイス間通信遮断機能名
Buffalo AirStation プライバシーセパレーター
NEC Aterm SSID内分離(セパレータ)機能
ASUS - APを隔離しますか?(設定項目名)
TP−Link Archer AP Isolation機能(AP分離, AP切り離し)、Client Isolation機能(クライアント切り離しなど)

※自分は各社のルータを使ってみたことがあるわけではなく、サイトで調べたものなので実際は管理画面などを参考にしてください。

さて、いろいろと使ってみるか。。。

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ホームアプリでHomePodを操作できるように。

HomePodは音楽をより身近なものにしますね。
もちろん、Siriのショートカットを使った家電のコントロールも便利で楽しいです。
自分は夜に帰宅したら自動でBGMをONにし、照明を暖かめの色温度でONにするように設定しており、QOL向上に成功しています。

まとめ

  • WiFiルータのデバイス間通信遮断機能(プライバシーセパレータなど)をOFFにして、iPhoneとHomePodを同一のSSIDに接続する。

これからHomePod miniを使いこなして、スマートホームを充実させていきたいものですね。