MacBookのバタフライキーボードの不具合
MacBook Proに搭載されているバタフライキーボードには
- 文字が勝手に反復入力される
- 文字が表示されない
- 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない
などの不具合が発生することが知られています。
そこで、Appleは上記のような不具合が発生するMacBookを無償で修理してくれます。
私のMacBook Proのキーボードにも不具合発生!
私が所有しているのはMacBook Pro (15-inch, 2017)シルバーです。
第2世代のバタフライキーボードが搭載されており、打鍵感は第3世代のバタフライキーボードに比べ、「カチャカチャ」と高い音がします。
うち心地についてはやはり第3世代のほうが実感可能なほど良いです。
購入半年後から少しずつ不具合が顕著に
MacBook Proを仕事(プログラマ)としてヘビーに使っていましたが、購入した半年後(2018年6月頃)から主に以下の症状が現れました。
- 「k」キーが時々反応しない
- 「j」キーが時々反応しなかったり、または反復入力される
- 「>」キーのうち心地が浅い
これらの症状は時々見られるという程度でしたが、ずっと使っていくと進行していきました。
最終的には上記の3つのキーにて時々反応しなかったり、連続して入力されたりという症状が顕著になりました。
どれもVimmerの私に取っては利用頻度の高いキーになります。
おそらく、利用頻度が高いキーに不具合が発生しやすいのではないかと思います。
仕事で使っていた関係上、代替えのPCもないためなかなか修理に出すことができませんでしたが、2019年5月18日(土曜日)にAppleストア表参道店にて修理に出しました。
Appleストアでの対応
2019年5月18日(土曜日)に事前に予約したAppleストア表参道店 Genius Barを訪れ、スタッフに症状を説明。
すると、スタッフが症状を確認するため、適当なアプリ(テキストエディット)にて症状のあるキーを押下しました。
スタッフが再現を確認したのち、私のMac上で自動の診断ソフトのようなアプリケーションを再起動して実行。
また、修理でMacのデータが消失することは無いとのことでしたが、念のためTime Machineで事前にバックアップを取っておくことを推奨されました。
30分ほどでスムーズに修理の依頼が完了し、退店しました。
この際、修理後のMacを自宅に郵送することもできますが、私は職場が近かったこともあり、店頭に直接取りに行くことを選択しました。
修理は3日で完了
Macの修理は2019年5月21日(火曜日) で店頭での受け渡しが可能となりました。
実質3日でMacBook Proが手元に戻ってきました。
迅速な修理がとても助かりました。
修理の内容
気になる修理の内容ですが、トップケースの交換となりました。
トップケースにはバッテリーが付属しているとのことで、バッテリーも新品になりました。
つまり、充放電回数がリセットされたということです。
こちらはとても嬉しいです。
そしてもちろんのこと、キーボードの不具合は解消されていました。
キーボードが交換になったことで、「ひょっとしたら第3世代のバタフライキーボードに交換されているかも。。。」と淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら、第2世代のバタフライキーボードへの交換でした。
今回の不具合がまた発生することを考えると安心はできません。
ちなみに、念のためAppleストアのスタッフの方に、
「また同様の不具合が発生する可能性はありますよね?」
と質問したところ、
「対策品に交換されているため、ありません。」
とのことでした。
本当かどうかは分かりませんが、最新の2019年のMacBook Proにおいても修理プログラムの対象となっているため、
なにかの間違いではないかと思います。
バタフライキーボードの改善を希望
キーボードは効率の良い作業には必須であり、可能な限り高い信頼性を求めています。
特に、MacBookに搭載のキーボードは自分で交換することができないため、これが壊れてしまうともう使えなくなります。
そして、現在、キーボード延命のため、自宅では不要であっても外部モニタに接続し、クラムシェルモードにて外付けキーボードを利用しています。
MacBook Pro 15インチ シルバーはとても美しいラップトップです。
(個人的にはスペースグレイより美しく思っています。)
MacBook Proを使うことで仕事や勉強などのモチベーションが格段にアップすることは言うまでもありません。
30万円越えのパソコンにもかかわらず、満足に使い込めないのは残念でなりません。
以前仕事で貸与された2017年モデルのMacBook Pro 13インチにも同様のキーボードの不具合が発生しており、それほど珍しい不具合ではないと感じられます。
時期MacBook Proのフルモデルチェンジにおいては、バタフライキーボードの信頼性の向上を切に願っています。。。